リング状のものを「腺高(クリプト)」といい、正常な腺窓は大きさも小さく。形状がそろっている。それにくらべて「翼常腺窃(アペラントクリプト)では、ふちが厚く盛り上がり。中央の穴がいびつに大きくなっている。そして異常腺高がいくつも結合して大きな塊になっているものを「塊(フォーサイ)」というが一つの塊の中に、いくつの腺があるかで、ACF(前がん病変)のサイズが決まる。ラットの大腸には、さまざまなサイズのACF(前がん病変)が発生しているが、どの程度のACF(前がん病変)が多いのか、その平均値を算出したのが。平均サイズというわけである。したがって簡単に言えば、DHA投与群ラットの大腸では小さいACF(前がん病変)が主流で、DHAを投与していない対照群ラットの大腸では、それより大きめのACF(前がん病変)が多くなっていたということである。実験では、ACF(前がん病変)のサイズ別の個数についても、両群で比較している。その結果、DHA投与群では小さいサイズのものが多く、逆に大きいサイズのものは少ないことがわかった。「実は、ACFは大腸がんの前がん病変と言われていますが。すべてのACFが大腸がんになるのかどうかはまだよくわかっていません。しかし、実験の結果、DHAの投与でACFが小さく抑えられ。その数が少なかったということは、DHAの投与でがんになる危険性が低くなったと考えていいと思います」