英語の勉強において、多くの東大生が口をそろえるのは「英語は英文をそのまま理解し、覚えていくべき」ということ。英単語を細々と調べ上げ、英文を文法に沿って解体して和訳し、一つひとつの単語を記憶して……などというやり方は、NGというわけだ。実際、英語の長文をスラスラと読み解くには、英文全体を見るだけで意味がわかるようになっている必要がある。そのためにも「英文のまま理解し、覚える」ことが重要というわけだ。Fさんも、もちろんそんな「英文をそのまま理解」派のひとり。「特に重要な英文は、全文をそのまま記憶していましたね。その方が、文の構成やお決まりの熟語などもひっくるめて、全部覚えられますから」というFさんだが、興味深いのがそのやり方だ。「重要英文は、寝る直前に耳で聞いて覚えていました。眠くなったら、英文リスニングの用意をし、聞きながら寝るというのを日課にしていた。眠いながらも、毎日毎日何度も聞いていれば、自然と頭に入ってくるものですよ」。気合いを入れて集中しなくても、この手法で回数を重ねれば十分記憶できるとのことだが、具体的には次のようにしていたという。「就寝前に聞く英文は、完全に理解しているものを選んでいました。これなら、新たに頭を使う必要がない。既に理解している重要英文20コぐらいを、毎日30分かけて聞く。同じ英文を2ヵ月ぐらいかけて、毎日繰り返し耳に入れるわけです。すると、英文全体の音の流れが覚えられる。「記憶しなくては」などと意識せず、本当にただ聞いているだけという状態でいるのがコツです。まあ、もともと眠いなかでリスニングをしているのですから、ただ聞いているだけしかできませんけどね(笑)」。多少の日数がかかるとはいえ、寝る前にただ聞いているだけで頭に入るこの手法、英文記憶に苦労している向きにはぜひおすすめしたい。余談になりますが、補習塾として為になると個別指導塾が子供の間で近頃非常に注目を集めているそうです。
(関連情報)
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